日焼け はやけど!?コロナ禍でテレワークが増えると日差しの変化に慣れにくいため要注意!日焼け止め選択のポイントを絞って理由を解説!おすすめの対策は?

日焼け は皮膚のやけどです


日焼け は、長時間日光に当たり続けることで肌が赤くなり、ヒリヒリした痛みや水ぶくれができたりします。

やけどは”熱傷”とも呼び、高温なものに皮膚が触れてしまうことで皮膚が損傷された状態です。

痛みが激しい場合、日焼けは一種のやけどの状態と言えます。
塗り薬などを使用をしたり、症状が酷い場合は医療機関を受診すべきです。

日焼け の原因は?

日焼けの原因はおもに太陽光の紫外線です。

太陽からの光は、波長により赤外線可視光線紫外線の3つに分けられます。
紫外線は、太陽光の中で波長が短い(=エネルギーが高い)光であるため、私達の皮膚もダメージを受けてしまいます。

さらに、紫外線も波長によって「UV-A」「UV-B」「UV-C」の3つに分類されます。

このうち、UV-Cは最も短波長でエネルギーが強い光ですが、通常オゾン層にて吸収されてしまいます。
したがって、影響がある光はUV-AとUV-Bといえます。

UV-A

紫外線の中では最も長波長の光です。

波長が長いことの特徴は、短波長にくらべエネルギーが少ないながらも透過性が高いことです。

高エネルギーをもつ短波長は障害物に大きなダメージを与えますが、規模は表面的です。
しかし長波長のUV-Aは雲もガラスも通過する特性を持っています。

UV-Aは肌表面では表皮を進み真皮にまで到達します。
そのため真皮にあるコラーゲンやエラスチン線維を破壊し、しわやたるみなどの原因となります。

UV-B

地表に到達する最も強い紫外線と言えます。

強力なエネルギーで皮膚に炎症を引き起こします
その防御反応としてメラニン色素を誘発し、肌のシミの原因となります。

もっと重篤な影響として「皮膚がん」「白内障」「免疫低下」の原因になることもあるため、UV-Bの対策には日焼け止めをしっかり塗る必要があります。

日焼け止めの選び方

よくある『PA』と『SPF』 とは

市販の日焼け止めには、日焼け止め効果を強調するために、
PAやSPFという表現がされています。これらはどういう意味を表しているのでしょうか。

UV-Aを防ぐには「PA」しわ・たるみ対策の指標

PA(Protection Grade of UV-A)とはUV-Aを防ぐ効果を表す目安です。

4段階の「+」マーク(「PA+」〜「PA++++」)で表示され、「+」の数が増えるにつれ防御効果が高いことを表しています。

しわ・たるみが気になる方はこちらの指標で選択すると良いでしょう。

UV-Bを防ぐには「SPF」シミ対策の指標

SPF(Sun Protection Factor)とは、UV-Bを防ぐ効果を表す目安です。

2〜50+までの数値は何も塗らない状態に比べて、どれぐらい長時間防止できるかを表しており、数値が大きい方が防御効果が高いことを表しています。

50以上の場合は「50+」と表示されます。こちらは肌のシミ対策の指標と言えます。

選び方の基準は?

上記の指標があるなら、より性能のよい日焼け止めだけを使えば良いように思えます

実際その通りとも言えますが、敏感肌、乾燥肌の人にとっては日焼け止め自身が肌ストレスになってしまう場合もあります

日常使いから、屋外レジャー時など、TPOに合わせた選択が必要な場合があると思います。

<ちょうどいい日焼け止めの目安まとめ>
・散歩やちょっとしたお買い物など日常生活 SPF10〜20、PA++
・屋外での軽いスポーツやレジャーの場合は SPF30以上、PA+++
・炎天下でのお出かけやマリンスポーツなど SPF50以上、PA++++

クラシエHPより

コロナ禍の日焼け対策

生活様式が変化したコロナ禍では、日焼けの影響度合いが変わっています。

大きな視点は生活様式と生体反応です。

生活様式

テレワークやお家時間の増加で、外出機会が減少しているます。

そのため紫外線対策意識は少し低くなりがちです。

季節の変わり目の急激な日差しの変化に気が付きにくく、うっかり外出してしまうと沢山の日差しを浴びてしまうことも…。

5月後半は9月レベルの紫外線量となるため、外出時には日焼け対策が重要です。

生体反応

通常通りの外出機会があれば、日々の肌への刺激(紫外線や、日焼け止め自体)がそれなりにあるため、身体自身もある程度刺激に順化していくことができます

しかし室内で過ごす時間が増えると、日光にさらされる機会が少なくなり順化がうまくすすみません。

その場合、急激なダメージに触れてしまうと予想以上の影響が出てしまうこともありえます。

適度な外出、紫外線対策がとても重要と言えます。

おすすめ対策

日焼け予防の対策:日焼け止め

日焼けの予防には、なにわともあれ日焼け止めが重要です。

代表的なメーカーからPA、SPFの効力バランスや、使用感にこだわった製品が多数開発されています。

  • 花王(Biore、NIVEAシリーズ)
  • カネボウ化粧品(ALLIEシリーズ)
  • 資生堂(ANESSAシリーズ)
  • ビオレUV アクアリッチ ウォータリエッセンス
    4.7

    日焼け止め SPF50+/PA++++
    最高レベルのパフォーマンス設計

  • ALLIE(アリィー) エクストラUVジェル 日焼け止め
    4.7

    SPF50+/PA++++
    汗・水に強いみずみずしいジェルタイプ。

  • ANESSA(アネッサ) パーフェクトUV スキンケアミルク a
    4.7

    SPF50+/PA++++。顔・からだ用日焼け止め
    汗・水・太陽などの熱でUVブロック膜が強くなるテクノロジー搭載

日焼け してしまったら:日焼け後のケア

日焼け後は皮膚から失われた水分を補給することが大切です。

冷やして炎症を抑え、化粧水などで皮膚を潤すことが必要になります。

体内ではダメージが蓄積しています。紫外線によって発生したフリーラジカルによる刺激が続いているため、抗酸化作用が期待できるビタミンA,C,Eなどの補給が大切です。

  • 【第3類医薬品】ハイチオールCホワイティア
    4.5

    L-システインが肌細胞の生まれ変わりを正常化し、ビタミンCとの相乗効果で、シミ・そばかすの原因でもあるできてしまった過剰なメラニンを排出します。

  • 【第3類医薬品】トランシーノ ホワイトCクリア
    4.5

    L-システインがビタミンCと協力して、しみやそばかすの原因となるメラニンの生成を抑制。

  • 【第3類医薬品】チョコラBBルーセントC
    4.5

    ビタミンC 600mgとL-システイン240mgを配合し、表皮の下からメラニンを無色化していきます

  • [Amazon限定ブランド]【第3類医薬品】PHARMA CHOICE しみそばかす シスビタオール
    4.5

    本剤配合のL-システイン、ビタミンCが協力して、メラニンの生成をおさえ、肌細胞の代謝を促進します。

日焼け してしまったら:症状が酷い時

日焼けの症状がひどく、冷やしたあとピリピリとした痛みと赤みが続くときは
お薬の使用を検討してください。

水ぶくれになるようであれば重症の可能性があるため医療機関を受診する必要があります。
やけど症状に近い状態に使用できるお薬は意外とロングセラー商品が多いのが特徴です。

【第2類医薬品】アッチQQ
4.5

効能・効果:やけどによる潮紅、湿疹・皮ふ炎、かぶれ、あせも、ただれ
冷やして治す 3つの有効成分を含む「シャーベット」が、やけどによる潮紅を治します。

【第2類医薬品】クラシエ紫雲膏
4.5

「紫雲膏」は、江戸末期の名医華岡青洲の創方で漢方の軟膏として「外科正宗」に収載されています。
効能・効果:ひび、あかぎれ、しもやけ、魚の目、あせも、ただれ、外傷、火傷(やけど)、痔核による疼痛、肛門裂傷、湿疹・皮膚炎

【第2類医薬品】オロナインH軟膏
4.5

オロナインH軟膏はきず口を消毒し、化膿を防ぎます。
効能・効果:にきび、吹出物、はたけ、やけど(かるいもの)、ひび、しもやけ、あかぎれ、きず、水虫(じゅくじゅくしていないもの)、たむし、いんきん、しらくも

【第2類医薬品】キップパイロール-Hi
4.5

キップパイロール-Hiはイソプロピルメチルフェノールを配合し、殺菌力を高めた製品です。
効能・効果:軽度のやけど、切傷、すり傷、ひび、あかぎれ、かみそりまけ、日やけ、雪やけによる炎症

コロナ禍の日焼け対策の要注意!

外出機会が減ると日焼け対策意識が低下に加え、身体もダメージへの順化が進んでいません。

したがって急な日焼けを避けるためには日焼け止め対策が最も重要です!
もし日焼けをしてしまったら医薬品で対策も可能です。

症状が酷い場合は応急対策の医薬品を使用し、場合によっては医療機関の受診も考えましょう!

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