五苓散 テイラック × キアガード 徹底比較!!低気圧時の頭痛やむくみにのぴったり!体に優しい漢方薬で悩み解消!使い分けや違いは!? 評判は!?どちらを買うべきか?あなたに適した製品はどっち?新たなライバル、クラシエ五苓散錠(漢方セラピー)が登場!!梅雨の時期の最強の味方は!?

6月の梅雨や長雨の時期は、雨とともに頭痛を感じる人も多いと思います。
そんな時、解熱鎮痛剤もいいですが身体に優しい漢方から 五苓散 を紹介します。

★低気圧が近づくと頭痛が来る人は多い

特に天気が悪い時、「低気圧が近づくと頭痛がする」なんて方も多いのではないでしょうか。

15歳以上の日本人を対象とした疫学調査では約4割が「頭痛持ち」といわれています。

(Sakai, F. et al.:Cephalalgia 17(1):15, 1997)

実は頭痛が発生する時、多くの場合“脳の血管が拡張して脈拍が増えている”しているんです。

血管をチューブ状のホースと想像してみてください。

通常はホースに伸縮性があるため、ある程度の流量の増減に耐えられます。
しかし、一定の量をこえると水でぱんぱんに膨らんでしまっている状態になります。

頭痛を感じる状態とはまさにそんな状態なのです。

ではなぜ、低気圧時に血管が拡張してしまうのか…


理由ははっきり解明されていませんが、
“空気中の酸素濃度が下がるため、脳が酸素を吸収しようと血管が広がる”との説があるようです。
そのためドクンと脈打つたびに神経を圧迫し頭に痛みがでてきます。

頭痛が発生した時、首筋などのマッサージをしてしまいますが、
上記の理由から、無理やり血流をよくしてしまうため、痛みが増幅して逆効果だといえるのです。

★ 五苓散 は水分バランスの乱れを改善


偏頭痛の原因は、体内には余分な水分で血管が張り詰めた状態であることがわかりました。

つらい症状を抑えるのに鎮痛剤を使う人も多いと思いますが、私は漢方薬の“五苓散”をお勧めします!

★五苓散とは?

“五苓散”:タクシャ、ビャクジュツ、チョレイ、ケイヒ、ブクリョウ

効能効果:
体力に関わらず使用でき、のどが渇いて尿量が少ないもので、めまい、はきけ、嘔吐、腹痛、頭痛、むくみなどのいずれかを伴う次の諸症:
水様性下痢、急性胃腸炎(しぶり腹のものには使用しないこと)、暑気あたり、頭痛、むくみ、二日酔

シンプルな構成となっていますが、身体の水分バランスを調える優秀な漢方薬と言えます。

★低気圧時の頭痛に 五苓散 をお勧めする理由


“五苓散”体の水分バランスを整えてくれる作用があります。

低気圧時の頭痛は、水分バランスの悪化による血管の圧迫が原因であるあため、水分バランスを整える作用がある“五苓散”は頭痛の原因に対して理にかなった効果が期待できます

五苓散のアクアポリンを介した水分代謝調節メカニズム

礒濱洋一郎. “五苓散のアクアポリンを介した水分代謝調節メカニズム.” 漢方医学 35 (2011): 90-3.


漢方薬なので比較的からだに優しいマイルドな設計

鎮痛薬は非常に強力で有用ですが、個人差によっては胃が荒れやすいなどデメリットがあります。
その点植物由来の漢方薬は、身体への負担は比較的にマイルドであるといえるのです。

以上により、低気圧による頭痛の時にはもってこいの薬といえるのです。

生薬

五苓散のポテンシャル・使い方たくさん

体の水分バランスを整える五苓散の使い方はとても豊富!そのためYou Tubeでも多くの方が解説しております。
素晴らしいポテンシャルがあるけれど、間違えてはいけないことがあります。

五苓散はあくまでおくすりです。たしかに体のむくみ症状に効果がありますが、安易なダイエット目的の使用は適応外で禁止です。その手のおすすめが多数されていますが、その点はご注意ください。

★おすすめの市販の“五苓散”について


実は市場にはたくさんの商品があり選択肢は沢山あります。

選ぶ際の基準としておすすめなのが剤形です。
通常は顆粒タイプが多いのですが、お勧めは錠剤タイプです!

なぜなら漢方薬は一般的に

・苦い
・香りがきつい
・粉状で飲みにくい

というのが欠点ですよね。

錠剤タイプはサッと服用しやいのが何よりの特徴です。持ち運び時もコンパクトなのでおすすめします。

★テイラック(小林製薬)キアガード(ロート製薬)の比較!


最近発売された2商品が市販で入手しやすいお薬となってます。

どちらも五苓散の錠剤なので比較したいと思います。

両者のCMの比較

何かと共通点の多い両者。CM等での違いを見てみましょう

小林製薬 テイラック

ロート製薬 キアガード

両者、コンセプトもほぼ同じでガチンコ対決が予想されます。

ただし、同じ五苓散でも特性が若干異なるため使い分けも大きなポイントになるかもしれません。

クラシエから大容量タイプが登場!

2021年3月16日から、クラシエ薬品より「漢方セラピー」シリーズの大容量「クラシエ五苓散錠」を発売となりました。

服用しやすい錠剤タイプで新登場となりました。20日分の大容量で、家庭の常備薬としてとてもお得です!

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★結論


効能効果、用法用量、使用感はまったく同じですね!水分バランスを改善するので”急性胃腸炎”、”暑気あたり”、”二日酔い”にも使える便利なお薬です!

どちらも“五苓散”ですが漢方の構成が若干異なります。


・ビャクジュツとソウジュツについて
同属植物であり、期待される効果はほとんど同じです。

若干、消化器官を健やかにする作用はビャクジュツが、体内に滞った水分をだす作用はソウジュツが優れるという情報もあるようです。

(ただし、個人差や全体の組み合わせバランスにもよるので、一概な優劣関係ではありません。ご了承ください)

・エキスの量について
それぞれ記載している生薬から、成分を抽出したものをエキスと呼びます。

エキスの量はテイラックが2.3g(大人1日分)で、キアガードが2.175g(大人1日分)となっています。

エキス製法は会社ごとにより良い抽出法を研究しているのが一般的です。

つまり製法にノウハウが含まれているため、一概にエキス量が多いほうが高効果!ということではありません。一度使用してみて、より体質に合ったものを選択するとよいかもしれません!

★錠剤タイプの2製品!あなたに合うのはどっち?

よく似ているからこそ、個人に合った製品を選んでみましょう!


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水分バランスを整えてくれる”五苓散”が大変お勧めなので紹介させていただきました。

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