気圧の落差が 頭痛 発生の原因!?
雨=低気圧のイメージがありますが、 頭痛 発生の原因になり得るのは気圧の変化落差が大きい時と言えます。
気圧は9時にピーク、3時に下降の底となる
実は気圧は日内で微細に変化しています。しかもその変動パターンはほぼ一定で、朝の9時頃ピークを迎え15時頃に最も低くなります。その後21時頃またピークを迎え3時にまた下降の底となります。
このようなほぼ決まった時間に日内変動するパターンは「大気潮汐」と呼ばれています。日中に大気が温められることや、日没後に冷えてしまうこと等によって周期的変化をしていると考えられています。
この「大気潮汐」によって日内気圧は数hPa程度の変化が生じます。低気圧移動による変化は1hPa程度といわれているため、日々の変化変化幅の方が大きい場合もあるのです。
頭痛の発生は雨が必須ではなく、日々の気圧の変化パターンが原因となっているケースも少なくないのです。
気圧の変化が起こるタイミングは?
毎日気圧変化があることがわかりました。しかし雨が降るなどわかりやすい変化があれば誰でも準備ができますが、日常的な気圧の変化に気がつくことは困難です。そんな状況でも気圧変化を知らせてくれるサポートアプリが存在します。
参考となるツール
・天気痛予報 | ウェザーニュース
「天気痛予報」は、ウェザーニュースが提供する気圧変化の予報サイトです。
天気や気圧の変化によって起こる頭痛やめまいなどの発症リスクを6日先まで4ランクで予想してくれます。3時間毎の予報や、気圧変化も確認できるため薬を飲むタイミングの参考もなります。スマホアプリ「天気痛予報」をダウンロードして、日々の様子を把握することができます。
天気痛予報に2つの便利な機能
天気痛アラームの概要HPより
スマホアプリ「ウェザーニュース」の「天気痛予報」では、『天気痛アラーム』と『わたしの天気痛メモ』の2つの機能を追加しました。この機能は無料でご利用できますので、ぜひお試しください。
翌日に「注意」や「警戒」の予報がある時にスマホへお知らせが届きます
スマホアプリで気圧変化の注意や警戒情報がわかるのはとても有益です。本サイトはロート製薬がスポンサーなっているようです。ロート製薬からは「キアガード」という、天気頭痛にうってつけの薬を販売しているので合わせて使用してみると良いかもしれません。
キアガードは有効成分が『五苓散』です。五苓散の詳しい解説は別の記事で解説しています。
・頭痛ーる:気圧予報で体調管理
「頭痛ーる」は、株式会社ポッケが運営するサイトです。気圧変化情報を発信するサイトです。こちらもスマホに、気象予報士が開発した気象病対策アプリが導入可能です。
「頭痛ーる」とは?
頭痛ーるHPより
『雨の日の朝、きまって調子が悪い』『旅行や大事な会議、なるべく頭痛がしない日を選びたい…』頭痛ーるは気圧の変化による体調不良が起こりそうな時間帯の確認や、痛み・服薬記録ができる気象予報士が開発した気象病対策アプリです。
このアプリの特徴として、自身の服薬履歴が記録できるため頭痛が来るタイミングや服用タイミングが分析できます。
まとめ
雨が降っていなくても毎日数hPaの気圧変化があるため、何かの拍子で落差が大きくなると頭痛を感じるリスクが高くなってしまうのです。雨でも無いのに頭痛に襲われた場合は、実は見えない気圧変化が原因だったのかもしれません。
気象病や天気痛と言われる頭痛には、体内の水分バランスを是正してくれる五苓散がよく効きます。市販品で購入できる製品も多数登場しましたが、おすすめは錠剤タイプの製品です。漢方薬はどうしても独特の風味や味がありますが、錠剤ならさっと服用が可能です。また持ち運びにも便利です。市販品で錠剤タイプの製品は以下になるため、購入の参考としてみてはいかがでしょうか。
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